HACCPは2021年6月に完全義務化となりました。
G.W.も終わりましたが、今年はコロナ感染防止による行動規制がなく、いろいろなところへお出かけされた方も多かったのではないでしょうか。
ぽかぽか陽気のなか、お洒落なキッチンカーで販売されるメニューを、賑やかな屋外で食べるのは格別に気分が上がるものです。
定番の焼きそばやたこ焼き、アイスクリームやかき氷、地ビールやワインなどのフェスもそろそろ再開されそうで楽しみですね。
そんなキッチンカー・移動販売車がこれからの季節、特に気になるのは食中毒ではないでしょうか。
ひっきりなしにいらっしゃるお客さまに美味しいお食事を提供したいばかりに、温度管理や衛生管理をついうっかり後回しした結果・・・。
他にも食器や調理器具の洗浄、調理中の手洗い、夜間の防虫、ごみの散乱は、店舗以上に苦労が多いかと思います。
HACCPは既に2021年6月に完全義務化となっています。
現状、罰則は定められていませんが、もしHACCPを導入しないで食品事故を起こしてしまった場合、消費者や取引先からの信用が著しく低下し、取引中止や営業停止などのリスク、そして各都道府県の条例次第では、営業許可証の更新不可や罰則・罰金がかされる可能性も考えられます。
忙しい、人手が足りない、記録をつけるのが煩わしいなど、二の足を踏みがちですが、HACCP管理のもと安心で安全な商品を提供して、あなたのお店をお客様の楽しい思い出に残してもらいましょう。